<気象庁>データ誤入力で民間機が着陸やり直す 松本空港(毎日新聞)

 松本空港(長野県松本市など)で2月、気象庁職員が航空機向けに発信する気圧データを誤って入力したため、民間1機が着陸をやり直すトラブルがあったことが分かった。乗客乗員約30人にけがはなかったが、気象庁は「気圧の誤入力は、大事故につながりかねない重大なミスで、大変申し訳ない」と航空会社などに謝罪した。

 気象庁によると、同空港の滑走路付近に設置された気温計が2月12日朝に凍結し、気温や気圧のデータを航空機に自動送信できなくなった。このため、気象庁松本空港分室の職員が手作業で入力。その際に海面の気圧を入力すべきところを、誤って同空港滑走路(標高657.5メートル)の気圧の値を入力した。

 このため、誤ったデータを基に同空港に着陸態勢に入った大阪伊丹発の日本エアコミューター2271便が、高さ300メートルまで降下したはずなのに、実際には420メートルまでしか降下せず、機長がこのまま着陸すれば滑走路への進入角度が急になり過ぎて危険と判断。着陸をやり直して、41分遅れで午前11時11分に着陸した。

 データの入力は2人の職員で行い、確認作業をしていたが、ミスを見過ごしたという。気象庁計画課は「手入力の作業手順を再確認し、データのチェックを徹底するよう、全国の空港勤務の職員に改めて通知した」と話している。【福永方人】

【関連ニュース】
クレーン横転:病院建設現場で1人死亡、3人重傷 長野
紅梅・白梅:東京・青梅で3分咲き 関東甲信で気温上昇
春一番:関東、西日本などで観測 全国で5月並みの陽気
気象庁長期予報:春の訪れ早い見込み
春一番:北陸で風速10メートル超す 09年より9日遅く

国保65歳以上全員加入なら公費1・2兆円増(読売新聞)
ドコモかソフトバンクか 「iPad」搭載の通信キャリアが焦点(産経新聞)
公益団体の議員兼職で二重基準 小沢氏は例外?(産経新聞)
<掘り出しニュース>人工アイスワイン、フルーティーで極甘 きょう発売(毎日新聞)
JR東日本 次世代新幹線「E5系」の列車名公募始める(毎日新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。